〜喧嘩の仲裁ってどこまで入るべきなのか〜

保育

喧嘩の仲裁どこまで保育者がはいる?

兄弟喧嘩や友達との喧嘩など

子供達はトラブルが多いですよね。

幼いほど些細なことでのトラブルは本当に絶えない・・・

しかし、私は喧嘩はとても大切な事だと思っています。

喧嘩から学べる事はたくさんあります。

相手がいるからこそ喧嘩が出来る

・嫌な気持ちや悲しい気持ちの経験

・自分の思い通りにならない経験

叩いたり叩かれる経験

・体への痛み、心への痛み

など様々な事を経験出来る良い機会です。

こうして喧嘩をすることで次の時には

こないだ喧嘩したら悲しかったな

もう、遊んでくれないのかな

ムカつく。嫌いだ。

でも、一緒に遊んだの楽しかったな。などという気持ちへと繋がり

その時に保育者が叱るのではなく

「どうして喧嘩になったのかな」

「2人のお話聞かせて??」などと

仲裁に入ると子供達は気持ちを言えるようになったり又気持ちの代弁を

すると「悲しい気持ちってこれか」などと

気持ちを知るきっかけとなり、その後の成長にも大きく関係していきます。

気持ちを言葉にすることは子供たちの成長にとても大切なこと!

これは1歳児から考えていけます。

1歳児の仲裁

もちろん1歳児では保育者が当事者同士の

気持ちを代弁しながら相手に伝えていく。

謝る経験・謝られる経験・許してあげる経験・許される経験

1つの喧嘩から色々な経験ができる良い機会

2歳児の仲裁

代弁しながらも子供にどんな気持ち?と

今感じている気持ちを尋ねてみるのも良いですね。

気持ちを言葉にする経験は大事な成長過程の1つです。

双方にその場で気持ちを聞いて、それを双方が聞く時間を作るのもいいね!

3歳児の仲裁

代弁する箇所を減らしながら相手に

どんな感じ(どんな気持ち)がしたか

伝えてごらん?と伝える経験をさせてやる方がいいです。

解決後にきちんと伝えれた事の大切さを

子供と共有し次に繋がるようにしましょう。

まだまだ伝えられない年齢なので保育者が助言してあげると上手く伝えられるよ♪

4歳児の仲裁

代弁はせずに子供に言いたい事を順番に

言ってもらいながら保育者が話を

繋げていき、解決へと導いてやるのが

大切になり、5歳児になった時に

この経験がとても重要になってきます。

もちろんはじめは順番を待てないお子さんもいますが、話を最後まで聞こうと声をかけ

相手の話を聞く大切も重ねて伝えていきましょう。

しっかりと側でやりとりを聞いてあげよう!

たまに話がものすごく脱線し結局何の話?となることもあります。

本人は一生懸命伝えようと頑張ってるんだけどね…^^;汗

5歳児仲裁

就学に向け、当事者同士で解決出来る解決した経験を増やします。

基本的に仲裁に入るのはやめて

子供達の伝え方や聞き方などを見守ります。

解決後に自分達で解決出来たねと

伝え、出来た事を認めてやる事が大切です。

またトラブルになった際には自分達で解決出来るようになっていきます。

解決出来た経験を増やし

就学後には保育者がいなくても解決出来る自信へと繋げていきます。

解決している姿を見ると成長を感じとても嬉しい気持ちになります!

感動ですが、大きくなったなーと少し寂しくなる瞬間でもあったり・・・

こうして1歳からの積み重ねで

悲しい気持ちや出来た喜び

善悪を知るなどの経験をし

またひとつふたつと

子供達は心の成長をします。

幼児期の心の成長はとても大切です。

その成長経験を保育者が

奪ってしまわないように気をつけながら

子供達と過ごしていきたいですねˆ ˆ

しかし、年齢の幼さから手や足が出てしまうケースもあります。

その時には、きちんと叱ることが大切です。

叩いて解決するのではなく、言葉のやりとりで解決する練習をしていくことが大事です。

叩いて解決したらいい。と子供たちが

学ばないように保育者は気をつけるべきです!

幼児期の経験は大人になっても続いてしまうこともあるよね( ; ; )

もちろん、手が出てしまった際に謝ることが大事ですが

そのお子さんがなぜ、手を出したのか、本当は何を伝えたかったのか

保育者はその背景までしっかりと考えることが大切です(^ ^)♡

どうして、なぜを考えるのは難しいけど

きちんと解決することで子供達との信頼関係にも関係するので

じっくりと話を聞いてあげることが大切

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