幼稚園や保育園などでは給食やお弁当の食事の時間がありますよね!
楽しみにしている子供もいればそうでない子供もいたり様々ですが
今回は、食事の時間が長くなってしまうお子さんへの関わり方についてを
テーマとしていきましょう(^^)
今日のお弁当何かな〜ってワクワク♪
Contents
食事の時間が短く、完食が早い子供
いただきますをしてからごちそうさままでの時間が短いお子さんもいますよね!
そのお子さんたちは、
・お友達と話をせずに夢中になって食べている。
・噛む回数が少なく、飲み込みが早い。
・好き嫌いなくなんでも食べる
・食事の時間が好き(心待ちにしていた。)
他にも様々な理由があるとは思いますが、好き嫌いなく
色々なものを食べ、食事の時間を楽しんでいますね。
作った人も完食してくれたら嬉しいよね!
噛む回数が少ないと虫歯の原因にもなりやすいので
噛むことの大切さを伝えながら今後も楽しい時間になるようにしていきたいものです♪
では、次は、今回のテーマ。
時間を要してしまうお子さんの関わり方について考えていきましょう。
時間を要してしまう子供の共通点
①好き嫌いがあり、嫌いなものがあると食べたくない気持ちから遅くなる。
②お友達と話をするのが楽しくて食べることが後回しになってしまう。
③少食で、早い段階でお腹が満腹になってしまっている。
④食事に関心がない。
⑤家庭ではゆっくり食べることを伝えられており、きちんと守っているので時間を要する。
⑥眠たい・しんどい。
こういった環境背景があるのではないでしょうか。
じゃあ、どうしたら時間を短くすることができるんだろう?
なぜ、時間をかけていけないのか
保育者の理由としては、満腹になってしまうから。次の活動があるから。
給食を返さないといけない時間だからなどと大人の都合になっていませんか。
もしも、時間に気にされないのであれば、今のままで良いと思います。
今日では、4歳児がぶどうを喉に詰まらせたなど悲しい事件もありました。
急いで食べることによって誤飲の危険性は高まります。
誤飲などの危険性も視野に入れながら関わっていくことが大切です。
子供達の食べる気スイッチを押してあげる
みんなでごちそうさまを目指しているのであれば、
食べる気スイッチを押してあげましょう!
例えば、苦手な野菜があり食べたくない子供がいました。
ピーマン不味いからきらーい!全部食べたくないー!!
こんにちわ!ピーマンマンのお友達のピーちゃんっていうの
本当は、くま君に食べられるの嫌なの。
噛み噛みされたら痛いから・・・や、食べないでね!!
え?ピーちゃん??
食べられたくないの??・・・え?ん?
いたずら好きなお子さんはこれでバク!と食べていました笑
苦手なものがしゃべる・苦手なものの気持ちを伝えるなどすると
いつもと違う雰囲気から食べようかな?となることもあります。
食べよう!でなく食べようかな?のはてなの気持ちにしてあげましょう♪
なりきらないと子供は全くのりません笑
なりきらないと9割すべって
何してんだろ・・・と悲しくなります笑
やる気スイッチのボタン
・苦手なものになりきって子供に話しかける・食べて欲しい気持ちを伝える。
・食べ終わった後の楽しみを作る。
例)「給食後、新しい絵本読むね!今回は恐竜のお話だよ」など
苦手なものがある子供の好きなジャンルの絵本も効果的!
絵本だけじゃなくて子供たちが好きな活動でも◎
・お友達と一緒に応援する
みんなで応援すると、よし!頑張ろうと思い食べてくれることもありました!
・時計を近くに置き、ごちそうさまの時間を示して置いておく
ごちそうさまの時間を明確にすると子供達もわかりやすく
時間までに食べ切ろうと頑張っていました♪
・一口の量を見直し食べる回数を減らしてあげる
一回が少量すぎてすぐに満腹になる子供は
一回のスプーンなどですくう量を増やすなど調節してあげて食べる回数を
減らしてあげる。
・今日はこれだけ作戦
給食などの際には、他の子供が3つ食べるのに対し
そのお子さんには1個だけにするから今日はこれだけ頑張ってみようね!
と量を減らし食べれる成功経験を増やす。
・食べれたらスタンプを押してあげる
頑張ったらご褒美としてシールを1枚あげたり
スタンプを押してあげる。スタンプ欲しさから頑張る子供もいました♪
楽しい雰囲気を作りながら子供たちに食事の時間が楽しいと思ってもらうと
自然と時間が早くなることもあるよ♪
食事の時間が嫌い・苦痛
以前、私の元職場の先輩が
「早く食べなさい。※※ちゃんだけよ。食べているの。」や
「食べないならお終いにしようか。」
「隣のクラス(私のクラスです笑)はまだ食べてるから行ってきたら?」
などとお子さんに話していました。もちろん、子供も嫌がり泣きます。
しかし、否定的であったり誰かと比べられて
「よし!たべるぞ!!」と子供たちは思えるのでしょうか?
逆に、また嫌な時間がきた。食べたくない。と
始めから嫌な気持ちを持っていたら時間を要してしまいますよね。
嫌な気持ちで食べるご飯は美味しくないよね
先生たちの気持ちも十分わかります!!
優しく伝えているのに聞いてくれない。何度も食べるように促している。
長い時間十分過ぎるほど待った。・・・すごいわかります!!
で・す・が
子供達も人間です。
食べたくない時だってあるし、かまって欲しくて食べないと言っていたり
少し体がだるくて食事が進まないなど大人でもそんな時ってありますよね。
行事の練習とか頑張ることが多かった日とかはすごい疲れるよね
毎日そうかもしれません。そんな時はやり方を変えて
そっとしておいてみたり、パペットを使ってみたり
友達に食べてと言ってもらったり、側で一緒にせーので食べてみたり
普段と違うことをすると意外と食べてくれたりします(^^)
就学前には時間をしっかりと区切って食べる練習をするべきですが
まだまだ幼い時期には食事の時間を楽しいと思ってもらうのを一番に
考えた方がいいのかもしれません。
今日はどんな方法だったら食べてくれるかな?ぐらいの
軽い気持ちで考えよう♪
一緒に料理をしたり、作る工程をみたり知ったりすると
食べたい気持ちが上がります!食育にもつながるよ♪
(お弁当箱につめるお手伝いなど)
私は、お弁当箱に給食を子供たちにつめてもらい
お外で食べました!いつも遅い子供も一瞬で完食してました笑
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